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秩父 三峯神社で、大神(狼)さま御眷属拝借の不思議。

三峯神社では、ご祈祷を受け、希望すれば大神(狼)さまを1年間御拝借することができます。
1年たったら、神社にお返しし、お礼参りをします。

御眷属拝借とは三峯神社のお使いであるオオカミさまをご祈祷によって御神札に収めたもの。

御眷属オオカミさまから受けられる御利益とは、火盗除、病気除、諸難除で一匹で 50戸もの家を守護してくれるそうです。

御眷属を拝借した後も守らなければいけない決まりがあります。

◎ 受け取ったら鳥居をくぐるまではオオカミさまの気配がしても振り返らないこと

◎家に着くまでどこにも寄り道をしないこと

◎家に着くまで地面には置かないこと(入っているカバンも)

結構、簡単なようで難しい決まりごとですね。

ここからは、三峯神社参拝時や御眷属拝借時の私の友人や知人に実際に起こった不思議なお話をします。


三峯神社参拝時に起こったTさんの話。
御主人と車で三峯神社に初めての参拝。

一通り参拝を終え、売店でおまんじゅうを買って車の中で食べようと思ったTさん。

「おまんじゅう2個ください」と売店のおばあちゃんに言ったところ振り返り「はいはい3個ね」と。
耳が悪いのかな?と思い「2個です」と再度伝えると不思議そうな顔で袋から1個取りのぞき2個入った袋を手渡してくれました。

その袋はすぐカバンに入れ山を降り三峯神社を後にしたそうです。

しばらく車を走らせと後、おまんじゅうを食べようと袋をカバンから取り出すと、中身は1個になっていたそうです。

受け取った時は確かに2個入っていたし、袋も口がしまっていた。カバンの中には落ちていない。何故?とTさんは首をかしげて話してくれました。

私の勝手な意見ですが、まず、最初に3個袋に入れられた件。これはTさん、ご主人、オオカミさんがそこにいたので3個と思われた。ところが2個になってしまったので

山を降りる途中でオオカミさんが食べてしまったと思われます。


御眷属拝借時のHさんに起こった話。

家族4人で御祈祷を受け御眷属を拝借してからことです。

鳥居を抜けるまで振り返らずに車に着いたHさん。
運転席、助手席、後ろの席のドア2人分の閉まる音、ところが最後に閉まったドアは後ろのトランクでした。

家に到着した後、トランクを調べたところ、何も入っていませんでした。

私の勝手な意見としては、御眷属拝借ということでオオカミさんが一緒に家に着いてきたということだと思います。


御眷属拝借後、家にお札を祀ったSさんのお話。

三峯神社は犬をつれて参拝に来られる方が多いです。

オオカミが犬のしつけをしてくれると言われているからです。

御眷属を持ち帰ったSさん。その日、留守番していた室内犬がいつもはすぐに近寄ってくるのに、何故か視線がSさんの後ろを見て小刻みに震えていたそうです。

やんちゃで言うことを聞かない犬がその日を境におとなしくなったと言います。いつも自分の後ろのほうに視線を送っていると。

ただ、元気がないように思えて少し心配とも言っています。

私の勝手な意見ですが、オオカミさんが家に来ていて犬にはそれが見えているのだと思います。
犬はこの状況がまだ理解できないのしょう。


まだまだ、不思議な話はたくさん聞きますが、三峯神社は心の弱い人や自分の心に嘘をついて人は救っていただけない厳しい神社です。