秩父 宝登山神社の美しい拝殿。

秩父の長瀞にある宝登山神社をバスツアーで訪れた時のです。

宝登山神社いわれ

今からおよそ1900年の昔の事、第12代景行天皇の皇子日本武尊が東国平定後に秩父の地にお入りになり、秀麗な山容に魅了されミソギを済ませ山頂へと向かいます。しかし突然の山火事に進退が極ったその時忽然と山犬たちが出現し瞬く間に火を消し止め、尊一行を頂上まで案内すると山犬たちは姿を隠してしまいました。この不思議に尊は山の神が御眷属の大口真神たる山犬をお遣わしになり、自分たちを救ってくださったとお悟りになり、山頂に神籬を設え尊の祖先にあたる第一代神武天皇・山の神の大山祇神・火の神火産霊神を祀り、山の名を「火を止める山」と表し「火止山=ほどさん」と定めました。このことが寳登山神社の始りと伝えられるのです。

同じ秩父にある三峯神社のいわれに似ています。（向こうはオオカミですが）

バスツアーだと鳥居の目の前の駐車場にバスが止まるので、楽チンです。個人で行く場合は坂の下の長瀞ライン下りの方から歩く場合が多いです。

鳥居も真っ白できれいです。宝という字が入ると金運も上がりそうな気がするのは私だけかしら？(笑)

鳥居の少し先に拝殿があります。

拝殿は色鮮やかで、龍の彫り物が見事です。

すごいですね。まるで本物の龍みたいです。神社の龍は比較的創造の世界の様な気がしますが、ここのは本当に龍ってこういう生き物なんだと思うほど生き生きしています。色遣いも素敵です。

この神社には奥宮もあります。ロープウェイに乗って山の上に行くようです。

バスツアーではそこまでいく時間がないので、是非、個人で行かれる方は訪れてみてください。

御朱印です。